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強化型熱電対 R-SP

【新強化型熱電対(R-SP)】
熱電対製法を変えてクリープ強度を向上

熱電対は一般的に断線するモードとしてクリープ断線が挙げられます。そのクリープで切れるモードを改善したものが、R-SP熱電対です。この熱電対(R-SP)は添加物を入れずにクリープ強度を高めた熱電対です。

断線メカニズムと断面組織

素線断面組織

クリープ強度試験 ドリフト試験

クリープ試験 条件:1100℃

ドリフト試験

●従来RT/C 0Hr Conventional
■従来RT/C 2310Hr Conventional
●R-SP 0Hr
■R-SP 2310Hr

素材を活かした温接点部

通常の溶接方法を行うと、R-SPの特徴である伸長した組織ではなくなり、強化された効果が薄れてしまいます。そのため溶かし込みを減らし、素線にPt製スリーブを巻き圧着する方法により強化を維持することが可能となっております。

通常溶接

R-SP組織と溶融された組織に境界が発生

圧着接合

R-SP特有の伸長された組織を維持

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