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高温測定用製品

製品の種類

Ir-Rh(イリジウムロジウム)熱電対

2100℃までの超高温域を高精度で測温可能です。半導体やLED、車載材料など製造時の高温制御に最適な熱電対です。

WRe(タングステンレニウム)熱電対

真空・不活性雰囲気で約2300℃まで測定可能な熱電対です。先端にWチップを取り付けることでロングライフ化を実現できます。

Ir-Rh(イリジウムロジウム)熱電対の詳細

多くのユーザーは1700~2100℃の超高温を測る際、放射温度計を用いています。放射温度計は熱電対のように被測温物の温度を直接測らずに被測温物が発する赤外線を用いて非接触で測温する方法です。ただし、放射温度計と被測温物までの距離やその間の遮蔽物などによっては測定が非常に困難であるなど精度に欠けるという問題があります。そのため、現状測定値の判断は熟練した職人の感覚や経験に頼るしかなく、生産の歩留まりを低下させる恐れがあります。

高耐久性と高精度を両立した熱電対の製品化

こうした問題を解決するため、フルヤ金属は高い耐久性と高精度を両立する熱電対の開発に成功しました。長年培ってきたイリジウムの加工技術を応用し、プラス線がIr-40%Rh(イリジウムが60%、ロジウムが40%)、マイナス線がイリジウムで熱電対の素線を構成しています。また、素線だけでなく、耐熱性や耐食性に優れたイリジウム保護管の開発にも成功しました。イリジウム保護管を合わせて使用することで更に高い耐久性を実現することができます。なお、真空および不活性雰囲気下での使用を推奨しておりますが、使用条件(酸素濃度、測定温度、熱電対構成部材、炉内構成部材など)によっては酸化雰囲気下でも使用することが可能です。

熱起電力特性

非常に直線性のある熱起電力特性を持っています。

温度ハンチング耐性

温度ハンチング耐性はWReと比べて約20倍程度あります。

温度測定誤差

温度測定誤差はWRe熱電対のASTM
(E988-1996)規格を満たしています。

イリジウム保護管 関連部材

イリジウム保護管

補償導線

温度表示器

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    また、何℃までアニールできますか?
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